今日は七十二候の寒蝉鳴(ヒグラシ鳴く)にあたる。二十四節季立秋の次候である。
数日間降り続けた雨がいっときやんだので数日ぶりに森を歩いた。雨の前の炎暑の森ではアブラゼミとミンミンゼミの鳴き声が暑さをいや増しにしていたが、今朝はヒグラシの声が立秋を感じさせてくれた。ツクツクボウシも声をそろえている。ちなみに、ツクツクボウシの漢字名も寒蝉で、どちらも指すらしい。鳴き声はまるで違うのだが、晩夏、初秋の蝉ということで一緒くたにされているのだろうか。
それはともかく、春秋がほぼなくなり、夏の炎暑が常軌を逸した水準まで達しても、はるか昔に考えられた二十四節季七十二候が時折時節に合致するのは、古人の知恵の証か、それとも希望的正常化バイアスなのか。