2024年3月1日金曜日

平地林の伐採

 


近くの道路沿いの平地林の一角が数十メートル四方伐採されてしまった。年末から林の前に「売り地」という幟が立てられ、年明けから重機が入って数週間で完全な更地にされてしまった。市街化調整区域なので住宅や倉庫などの建造物は建てられないはずなので、すでにところどころに作られてしまっている資材置き場や残土の廃棄地にされてしまうのだろうか。

平地林の所有者は固定資産税や相続税などの負担に耐えられず、売却してしまうことになるのだろう。「トトロの森」や「オオタカの森」などのナショナルトラスト団体の努力でなんとか保たれている平地林も、維持にはかなりの手間がかかるようだ。

わが家に木漏れ日を提供してくれている隣の屋敷林も、所有者が手を入れて維持しているのだと思う。先日、そこに重機が入っていたので、これも伐採されてしまうのか、と焦ったが、二十メートル近くなる大木を数メートルの高さまで刈り込んだだけで、それ以上の伐採はなかったので安心した。今年は強風で森の木がかなり倒れたので、周囲の家屋に損害を与えることとのないように剪定してくれた、ということだろう。直接面識はないが、屋敷林の所有者に感謝。

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